暮らしの保健室

暮らしの中で、誰に相談したらいいのかわからないこと、病院に行くほどではないけれど、ちょっと気になることがある。
そんな時に、じっくり話を聞いて一緒に考えてくれる人がいる。
相談したいことはないけれど、誰かと話したい時や、お茶を飲んで一息つきたい時にも立ち寄れる。
それが「暮らしの保健室」です。
居心地のいい空間で、看護師や栄養士などの専門職スタッフや、ボランティアがお待ちしています。
このウエブサイトでは、いま全国に広がっている暮らしの保健室の活動をご紹介しています。

お知らせ

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    暮らしの保健室とは?

    未来型地域再生の資源として
    未来型地域再生の資源として
    未来型地域再生の資源として
    誰でも予約なしに無料で、健康や介護や暮らしの中でのさまざまな困りごとの相談ができます。敷居の低い居心地の良い雰囲気で、看護師はじめ医療の専門家がいるワンストップの相談窓口であり、地域のサロンにようにくつろぐことができ、体操やヨガで体を動かしたり、ランチ会やミニレクチャやアクティビティもあります。
    訪問看護師の秋山正子が「気軽に訪問看護や在宅ケアに出会える仕組みを」と願い、英国のマギーズセンターを参考に、2011年に高齢化の進む大規模団地の一画で開設したのがスタートでした。以来長きに渡り、地域の住民や専門職に親しまれ、頼りにされています。
    「力を引き出す」相談支援
    「力を引き出す」相談支援
    「力を引き出す」相談支援
    「暮らしの保健室」には見学や取材が続き、北海道から九州まで仲間が広がっています。ショッピングセンターの一画で、空き家をきれいにして、地域の集会室で、施設の地域交流スペースで、など様々なスタイルで。暮らしの保健室○○、まちかど保健室、まちなか保健室、みんなの保健室、○○ハウスなど、名前も自由で個性的。
    でも大事にしていることは、どこも共通です。入りやすい、敷居の低さ。地域の社会資源に詳しい看護や医療の専門家が、いつもいること。くつろいで安心して何でも話しているうちに、困りごとを自分で整理し、できそうな解決策を探せるようなサポートです。

    誕生までのストーリー

    地域のニーズありきではじまった
    地域のニーズありきではじまった
    地域のニーズありきではじまった
    暮らしの保健室開設のきっかけは、訪問看護の実践の中で聞こえてきた声でした。暮らしの保健室の創設者である秋山正子は、訪問看護が制度化される前から、新宿区で20年以上訪問看護を続けてきた訪問看護師です。家々を訪問する中で、医療や健康、介護などのちょっとした疑問や困りごとの相談を、どこにしたらいいかわからなかったり、遠慮したりしているうちに、深刻な事態に陥ってしまう人たちの多さに気づいたのです。
    「地域の人たちが気軽に相談でき、適切な情報や必要な社会資源と早期に繋がることができるような場が必要」と考えていた矢先、「空き店舗を安く貸してもいいですよ」という話が舞い込みました。シンポジウムで在宅医療や訪問看護の活動についての秋山の話を聞いた、元民生委員さんからの申し出でした。
    近隣には大きな病院も複数あるため、そこに通う人たちも立ち寄れる場になればと、「暮らしの保健室」構想の実現に向けて動き始めました。
    医療者がいながら敷居は低く
    医療者がいながら敷居は低く
    医療者がいながら敷居は低く
    看護師などの医療者がいて、かつ、立ち寄りやすい場になればと、英国のマギーズセンターを参考に、「無料で予約がいらない」ことと、「居心地のよさ」を重視し、プランを組み立てました。運営費については、さまざまな助成金を検討する中で、厚生労働省の「在宅医療連携拠点事業」に応募。採択され、本格的にプロジェクトをスタートすることとなりました。
    来訪者を迎えるボランティアには、これまで訪問看護を利用していたご家族などが名乗りをあげてくれ、手伝ってくれることにもなりました。
    そうした準備と並行して、どんな場所ができるのかを、地域の人たちに知ってもらう必要がありました。訪問看護でもつながりのあった、社会福祉協議会の方に、挨拶に行く順番なども教えてもらいながら、理解者を増やし、住民向けにはチラシの全戸配布や、健康や在宅医療に関する講座などで紹介をしつつ、オープンに至ります。多くの人の助けを得て、その歩みが始まったのです。

    はじめてみたい方へ

    開設するまでの準備
    ご自身の〈動機〉が一番大事
    ご自身の〈動機〉が一番大事
    暮らしの保健室をはじめたい、と思ったきっかけは何でしたか?
    なぜ、何のために?それを叶える道は「暮らしの保健室」が最適ですか?
    そして、自分たちの「得意なことや強み」「自分や家族の生活基盤は安定しているか」「一緒に動く仲間たち」「タイミングはいつ」などを冷静にアセスメントしてから取りかかりましょう。
    看護師の役割
    〈地域ニーズ〉と〈自分たちの強み〉
    〈地域ニーズ〉と〈自分たちの強み〉
    人々のニーズ・暮らしぶりで気になることは、何ですか?
    「地域のニーズ」と「自分たちの強みや得意なこと」が、重なったところから始めるのがスムースです。
    「暮らしの保健室」は、相談は無料で収入はありません。でも本当に大切と思えることにチャレンジする愉しさが、きっと見つかるでしょう。
    本質的な機能と社会的な意義
    〈安心できる居場所〉〈気軽な相談窓口〉〈市民との学び〉から
    〈安心できる居場所〉〈気軽な相談窓口〉〈市民との学び〉から
    暮らしの保健室の6つの機能のうち、まずはこの3つにチャレンジ!
    仲間に声をかけ、空き時間を使って、持ち寄りで、なんとかできそうでしょうか?
    先輩たちからヒントをもらいましょう。このホームページや、暮らしの保健室フォーラムや、『暮らしの保健室のはじめかた』にアイデア満載です。
    • 関連書籍のご紹介
    • 開設までのステップ

    暮らしの保健室の仲間たち

    「暮らしの保健室」の仲間は、北海道から九州まで広がっています。その活動の様子を、暮らしの保健室のプロジェクトメンバーがレポートしていきます。※本調査は、2019年度日本財団助成による「暮らしの保健室運営に関する事例調査・発信」事業の一環として行われました。

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